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異世界迷宮の最深部を目指そう3

異世界迷宮の最深部を目指そう 3 (オーバーラップ文庫)

異世界迷宮の最深部を目指そう 3 (オーバーラップ文庫)

激しさを増す“天上の七騎士”によるラスティアラの奪還計画。このパーティで最深部を目指そうと考えるカナミだが、突然ラスティアラがフーズヤーズに帰ってしまったことにより途方に暮れてしまう。そこへパリンクロンがラスティアラを救う方法を持ちかけてくるが、マリアの様子もまた変わり始めていて―。いよいよ幕を開ける聖誕祭。ラスティアラの死期。マリアのカナミに対する恋心。恋を成就させたいアルティ。“天上の七騎士”との決闘。忍び寄る『???』の影。様々な思惑が絡んだ聖誕祭が幕を開け―そして全てが清算される。ここが運命の収束点―異世界迷宮ファンタジー第3巻。

感想
おぉ、半端ない。これほどの内容を一冊に詰め込まれるとは。
あり過ぎた。ホント色々なことがあり過ぎた。
前半がもうすでにクライマックスの盛り上がりを見せる。痛快というか、爽快な盛り上がり。
後半もクライマックスのように盛り上がらのだが、それは爽快とはまた違う切羽詰まったような緊迫した盛り上がり。
そして衝撃の結末。
面白かった。


※以下ネタバレあり




  • 全てがクライマックス

前巻が溜めのような巻だったのだが、その分今巻半端なかった。
明かされるラスティアラ・フーズヤーズの真実。聖人ティアラの器として生まれ、育てられた少女。
聖人ティアラの為に自分が消えることを一切恐れず、その為に生きていると存在した時から洗脳されるように教育されてきた。
そんな少女が発した外を、見てみたいですと言う言葉。
それは完璧とも思われた、ラスティアラの教育での唯一の誤算か…。
それは、己の意思の弱さ故間違えた教育をし続けてしまったハインの唯一の希望。
主人公のように救いたかった、しかしハインは三年もの間、洗脳ともいえる教育に加担し続けた。
パリンクロンに焚き付けられたおかげかもしれない、だがハインはとうとう決心する。国も、家柄も、仲間も全て捨て、聖人ティアラじゃない、ラスティアラという少女の騎士になると。
カッコ良すぎますよ……。カナミと背中合わせのイラスト…。何これカッコいい。もう最高ですね。


ジークは私の物語の主人公をしてくれるの?
ラスティアラの問いに答えられなかったカナミ。でも決意する。仲間を助けると。
ハインに主人公の座を任せられカナミは動く。まさに主人公の、英雄の如く。
一人の少女の為に国を敵に回し、以前は答えられなかった問いに答える。
そして少女もそれに呼応するように、自分自身の、本音を叫ぶ。
こんなの盛り上がらないわけがない。

ここからひと段落かと思えば、物語はさらなる佳境へと突入。

  • マリアの愛

前半からも顔を覗かせていた、マリアの変化。
前回、圧倒的なまでの力不足でジークたちと一緒に迷宮探索できなかったマリア。しかし、十守護者にして炎を操るアルティの血を飲み強大な力を得る。
自分に見合わない強大な力を扱うにはいつだって対価が必要で力の為に、過去の記憶を捨て、ジークへの愛がより一層強めてゆく。
度を超えた愛とは時として恐ろしいものだなと実感させられた。
依存なんてレベルじゃない。
とにかく半端なかった。
今巻色々あり過ぎてどうも感想書きにくい……。

  • スキル『???』

パニックを起こしかけた時に冷静にさせてくれる便利なスキル。
そんな生易しいものじゃなかった。
全てが清算されたデメリットも凄まじいものがあるが、ある一定の感情を超えた時に冷静にさせてくれるスキルとは裏を返せばその一定の感情を超えないということで、それは自分の感情ではなく他者から強引に作り変えられた自分の感情だと思うとホントに恐ろしいスキルである。

  • 結末

ラスティアラを救い、マリアを救いこれで万事解決かと思いきや、まさかのラスト。カナミの初めての敗北にハインの死、そしてこれから記憶を操作されてしまうと思うとこれから物語はどう進むのか気になる。
パリンクロンの思惑は何なのだろう



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