読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

tkm's blog

ラノベ、漫画、小説の感想を書いたり、オススメをしたり、自己満足ブログ

ぼくの嘘

小説 A評価

ぼくの嘘 (角川文庫)

ぼくの嘘 (角川文庫)



人を好きにならずにすむ方法があるなら教えてほしい。なぜなら彼女は、親友の恋人だから。笹川勇太は恋する相手をめぐって、学内一の美少女・あおいに弱みを握られてしまった。そんな彼女も、恋となると思うようにはいかない。好きな人と会うため、勇太に恋人のふりをしデートしてほしいと頼んできた。振りまわされながらも、次第にあおいに心惹かれてゆく勇太。そして複雑な関係の二人に事件が。恋と友情を描く青春小説!


〜感想〜〜〜〜〜〜

一応、わたしの恋人の続きみたいなもの。世界観が同じだから時系列的には続き。
わたしの恋人では龍樹とせつなをメインに視点を変えて交互に描かれていたが、今巻のぼくの嘘では龍樹の親友である勇太と、学校一の美少女と噂の結城を主軸に描いてある物語。
わたしの恋人を読まなずにも読める内容だが、二作品とも読むなら
わたしの恋人→ぼくの嘘
をオススメする。

内容も良かったな。個人的な恋愛物語ならわたしの恋人よりぼくの嘘の方が好きかな。
まず始まり方が良い。報われない恋というのは読んでいて切ないがどうも心引き込まれるからな。その後の展開はベタな印象。
そしてどんどん胸糞展開に。心境の変化とか生々しさとかリアリティを感じる。

でもとにかくこの作品は終わり方が堪らなく良い。
読み終わってすごく満足感が出る作品だった。




〜ネタバレ感想〜〜〜〜

始まってそうそう、勇太がせつなを好きになっていたことに驚き。そんな勇太に他に良い人が現れて良かったし、せつなの龍樹への一途さも伝わってきたしこれだけでも満足満足。
今巻は勇太と結城2人がメイン。
とりあえずちょっとベタ過ぎるなw
弱みを握ってそれを利用してデート……。まぁ王道の王道。
しかし結城には好きな女の子がいて…。レズビアンですか、なるほど。
レズビアンと性同一障害ってどう違うんだろう。読んで分かった違いといえば自分の戸籍上の性でのオシャレを楽しんでたこととかかな。

結城の好きな女の子かすみさんとかすみさんの彼氏の石田さん。とりあえず石田さん、こいつ本当どうにかなんねぇのか。現実にもいそうだし尚のことイライラする。かすみさんはともかくこいつは悪で。
かすみさんが何とも言えない。確かに好きになってしまったのはしょうがないかもしれないが不倫を承知で付き合うってのはな。客観的に見れば絶対ダメなんだけど、かすみさんの主観で考えてみるとな。好きになってしまった人を間違えたとしか思えない。
結城が石田さんにかすみさんと別れろと言ったことで結城とかすみさんが絶交……。しかも仲直りはないんですね。現実味がありすぎる。

石田さんとの説得の最後石田さんが言ったあの呪いのような言葉は消化されなかったな…。ああいうところで勇太が気付かないと。

そして終わり方。あぁ最高かよ。長い長い期間が空いてるってことで勇太の気持ちの強さも伝わってくるし、恋はタイミングってところをちゃんと活かしてくるしたまんない。
最高のラストだ。

広告を非表示にする
にほんブログ村 本ブログ ライトノベルへ
にほんブログ村