tkm's blog

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この恋と、その未来。 二年目 春夏


この恋と、その未来。 二年目 春夏



二年への進級と共に、それぞれ第二寮の個室へ移った四郎と未来。新入生の梵七施の噂から三好と付き合っていることを公にした四郎は、少しずつではあるが、気持ちを未来から三好へ向けていく。そんな夏のある日、未来は山城に自分の秘密を打ち明けると四郎に告げる。心の底では山城が未来を受け入れることを怖れながらも、ただ一人の親友として未来の決意を応援し、自分は三好を含めた友人達と夏の夜を楽しもうとする四郎だが…。揺れ動く、第四幕。

〜感想〜〜〜〜〜〜

面白い。と何度もなんども感想で書いているが書きながら毎回毎回思うことがある。この作品は本当に面白いのか?
例えばギャグものだと笑える作品なら面白いと素直に言える。バトルものなら熱い戦い!面白いとも言える。
でもこの作品にはなんというか面白いっていうことに抵抗を持ってしまう。
面白い、ただそれだけですませていいのか?と。

煮え切らない気持ち、報われない想い、読んでいて気が滅入る。ドロドロと話が進んでいき四郎の感情が自分にのりうつったかのような。
自分が感情移入が激しいということもあるのだろうが、やはり描写の仕方だと思う。どの巻でも四郎の感情の移り変わり、悩みなどは描写されていても他の人の内心は描写されてないからな。

読むと鬱々しい気持ちになるけど読みたくてたまらない。一種の中毒症状みたい。
とりあえず、この作品はもっと多くの人に読まれるべきだと思う。

森橋ビンゴ先生が見ることはないだろうがこれだけは言いたい。ライトノベルとして発売しようが小説として発売しようが必ず買います。








〜ネタバレ感想〜〜〜〜〜〜

とうとう二年目に突入。ここで書くのもおかしいが4巻目おめでとうございます。w

さてとうとうこの二年目春夏でとうとう本題が動き出す。
は、でするのだろうか?
それともでするのだろうか?

ーーようやく、理解できた気がした
をしているのは俺の、なんだとーー

相変わらず帯に持ってくる文の選択が流石だと思うが今巻ばかりはもうそれどころではない。
流石に色々とあり過ぎた。
最初は読みながら四郎の山城要への嫉妬心とかが可愛いななんて思ってのほほんと読んでいたのに。
未来への気持ちが吹っ切れそうになったその時。
全ては未来が自分のことを山城要に打ち明けそれを拒絶されたことから始まった。未来を拒絶したということに憤りを感じ、山城要に話をつけにいく四郎。それも彼女である三好の誕生日を差し置いて。
自分も拒絶することはないだろうと思ったが、要はある例え話をした。
自分の彼女が突然男だと告白されたら、どうする?と
その話を聞いた時に要が拒絶したわけも分からなくはないと思った。

自分は男だからだと思うが、レズは神聖、ホモは汚いというような意見。
汚いという表現はダメだな。うん。
まぁ、そんな意見もあって未来と要という体は女同士ならまぁOKじゃないかと思ってたけど、確かによくよく女性側の立場から考えると、要の言い分も納得してしまう。

そんな要との話し合いを未来が知り今度は未来と四郎の話し合いに。
この要が四郎との話をわざわざ未来に告げ口した意味が分からない。
最初は未来が頼んだんじゃないか?と疑い未来にそのことを話す。
あの時の未来、もう要に拒絶されたのにそれでも要に女々しい真似するヤツに思われたくないってくらいまだ未練があるんだよなぁ。
それはさておき、未来が頼んだんじゃないか?って疑って話す割には四郎は未来が好きだから未来君のために色々してるんじゃない?って……
分かってるなら、最初の疑いいらないだろ…わざわざ言わなくてもいいだろうし。

そしてついに四郎の気持ちが未来にバレてしまう。未来も要のことがあって精神的に落ち込んでいた時にこんなことが起こるんだから気が動転してもしょうがないか。
一度ヤってみるか?
ここでヤったならただの体目当てだが、四郎の体は未来を求めてる…しかし、それは四郎の心が認めない。
ここで理解する。恋をしているのは心だと。
好きだからこそ傷付けたくない。
未来のことが好きだから、だからこそ親友でいる。この先をずっと。
そう言う四郎はどれだけ辛かったか。

それなのに四郎への追い打ちは終わらない。今度は誕生日をすっぽかして要と話に行ったことが、三好にバレる。偶像要と話すところを見かけたボンちゃんによって。
ボンちゃんのキャラが掴めないな。小悪魔系キャラなのか?ド天然系キャラなのか?
これ後で四郎先輩、三好先輩と別れたんですか?もしかして私のせいですか、ホントすみませんってやつくるだろ。
それで四郎はいや、もともとは俺が悪いから……って展開かな。
また四郎が自分を責めるじゃん…

三好の誕生日でのデートをすっぽかした理由は未来の体のことがバレる危険があるから言えない。そして三好まで失ってしまう。ごめんしか言えない四郎。
でもここでは三好が一番キツイんだよな。四郎に、好きな人がいてその人を忘れさせて欲しいと言われ付き合ってて、バレンタインの時のキスとか積極的に手を繋いだり、折り畳み傘の時に体をくっつけたり四郎が自分を意識、好きになってくれるように色々と頑張ってきたのにこれだから。
しかも、最後四郎を責めようとせず自分の力不足を嘆くから。
三好さん、幸せになって欲しい!

最後の最後に色んなことが起き過ぎた。なぜこうなったのか?何が悪かったのか
未来の体のことが悪いのか?
未来を拒絶した山城要が悪いのか?
未来を好きになった四郎が悪いのか?
誰も悪くない。だからこそモヤモヤした気持ちになる。
しかもそれだけに留まらず広美さんまで……。自分の父と広美さんが付き合っていたという事実。
もうやめてあげてくれ。
でも、今まで誰にも打ち明けられず、ごめんしか言えなかったけど、それを話すことが出来て少しは良かったのかな。
それにしても広美さんと四郎の父か……
うーん。意外。広美さん怒ってくれる人が好きとかいってたけども。

そして気付く。これって1年目冬の記事に書いた最悪のパターンじゃね?広美さんは予想外だけど。
ただこの時点で自分が考えうる最悪なパターンなら、これから救いがあることを願う。ここからは四郎の父と三並がポイントかな?


とりあえず再読して思ったことを追記。

序盤の方のボンちゃんは四郎のことを寮でよく話してると和田さんに言われたところの帰り。
雨が降りつつも四郎は歩いて帰ってたところに未来が傘を持ってくる。
この時未来は傘入れよと誘うものの四郎の夜食の手伝いを拒んだけど、これは未来がすでに四郎からの好意に気付いてたのか?
気付いた上で、親友でいたいという気持ちで風邪引くから入れよと言いつつこれ以上、あまり一緒にいない方がいいから手伝いを断ったっていう意味なのか?
お互いに金銭的にそこまで困ってないだろうから、四郎は別に金目的じゃなくて親切心で言っただろうし。

それと四郎が要のところにのりこんだわけ。これは勝手に自分は、四郎は未来に受け入れてもらえないのに受け入れてもらえる要が未来を拒絶した事に対する憤りと考えてたけど、未来を拒絶して泣かせた事に対する憤りかもしれないし、なかなか考えてて興味深いな。






ここまで最悪な出来事が起きるとこれからどんな感じで物語が進んでいくかわかんねぇな。一つ分かることがあるとしたら、ボンちゃんが四郎に攻め込むな。たぶん。

それと二胡がどうなるか。二胡なら未来の体なんだかんだで受け入れそうな気がしないでもないんだよな。

何はともあれ、秋!
四郎と四郎の父と三並と東雲の京都旅行がどうなるか。
あと二年目春夏で四郎が要の学校に乗り込みに行く前、高山に呼び止められた時高山は何を言おうとしてたのか
次でこの関係がどうなってくか…
修学旅行はあるんだろうか。

次も必ず買う‼︎




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