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tkm's blog

ラノベ、漫画、小説の感想を書いたり、オススメをしたり、自己満足ブログ

この恋と、その未来。 一年目 冬

ライトノベル S評価 ファミ通文庫


この恋と、その未来。 一年目 冬


冬休みに入り、未来とともに帰省することになった四郎。姉達への恐怖に加え、三好に対する申し訳なさを抱え東京に戻った四郎だが、彼以上に家庭不和な未来が家を飛び出してきて、松永家で一緒に年越しを迎えることに。以前とは少し変わった家族と、父の誘いで出会った西園幽子達と賑やかな日々を過ごし広島へ帰った四郎は、西園の恋人である三並や広美の言葉に自分の不甲斐なさを痛感し、未来への気持ちを断ち切る決心を固めるが…。待望の第三幕。

〜感想〜〜〜〜〜〜〜

東雲侑子シリーズにしろ、この恋と、その未来にしろ、毎度毎度高評価の★5である。しかも一度も迷うことなく全ての巻が。
そして今巻も同然最高評価だ。

ーーー好きだからこそ離れようそう思った
それが俺にできる、せめてもの抵抗だからーーー

相変わらず、帯に良い文を持ってくる。その巻ごとの四郎の気持ちが重く、強く伝わってくる。
冬、年末ということで嫌々実家に帰省するとこになる四郎。
そして親父に呼び出され向かった先に居たとある人物。
その人物や広美さんとの会話をきっかけに四郎はある決断をする。その決断が四郎にとって吉とでるか凶とでるかは分からない。
そして四郎の長い長い葛藤や苦悶は一年を過ぎ二年目へと突入する。



〜ネタバレ感想〜〜〜〜

帰省した四郎に壱香から語られる真実。今での四郎に対する仕打ちを考えるとそういうレベル⁉︎と思うがこんなものなのか。
親父から呼び出された四郎とついていった未来を待っていた西園もとい東雲。
東雲侑子シリーズの東雲と三並の登場に感激。
三並はだいぶ物語に関わってくるな。あまり話はしなかったが四郎の悩みを見抜きアドバイスするあたりキーマンと言っても過言じゃないな。しかし、あの高校生だった三並の10年後か。なんだか感慨深い。
三並の話や、広美さんとの話もあり未来を好きになってしまったのは未来と長く過ごしすぎたからだと考える四郎は1人部屋の新しい寮に引っ越す事に決める。
離れたからこそ自分の想いがハッキリと認識(今でも好きだとは自覚しているが離れることによって想いが強くなるみたいな)するとこもあるし、そのまま三好との過ごす時間が増えて三好の事を本当に好きになるという事もあるだろうし、この四郎の決断がどのような変化に繋がるのやら。
個人的に想うのは今までは心配はなかったが、未来の体のことがバレることだな。住環境が変わることでそれが起きないかが心配。

その決断を未来に告げた時に四郎の頭によぎった、未来も、俺のこと、好きなんじゃないの?ということ。
それが現実になれば……とは思うが、性同一障害ということを取り上げてる部分、その可能性は0に近いだろうな。
性同一障害というものを詳しく知らないが、ここで未来が四郎を好きだと、そうあっさり片付いてしまったらこの作品は別の作品になったと思うしかない。
しかし基本的にハッピーエンドを望む自分はそれでも大丈夫だけど。
このまま進んでいくと、未来は性同一障害ということで何かで傷付き、四郎は恋はしないとか言い、三好が振られて傷付くという最悪の結末しか思い浮かばない。
これから先の展開で
自分での評価、周りでの評価がどうなろうとこの作品の結末を最後まで見届たい


四郎たちが二年生ということは後輩が入ってくるということ。今巻で登場した梵七施さんが、この今でも充分と話が進んでいくと思えるキャラたちの中でどのような変化をもたらすことになるか気になるところ。(入試落ちた可能性もあるが)


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