tkm's blog

ラノベ、漫画、小説の感想を書いたり、オススメをしたり、自己満足ブログ

東雲侑子は全ての小説をあいしつづける


東雲侑子は全ての小説をあいしつづける (ファミ通文庫)

東雲侑子は全ての小説をあいしつづける (ファミ通文庫)


3年生になり、卒業後の進路の事を考えなくてはならない英太。東雲はやはり進学するという。特別優れているわけでも劣っているわけでもない自分も、ひとまずそう考えるべきなのだろうと思いながら、自分のやりたい事が分からずに迷う。小説家という夢を既に実現してしまっている東雲と自分を比べて、漠然とした焦燥に駆られる英太だが、東雲と過ごしてきた時間が、彼の望む未来をほのかに照らし始める…。もどかしく苦いラブストーリー、決心の先へ。



〜感想〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

東雲侑子シリーズ完結巻‼︎
東雲侑子は全ての小説をあいしつづける。
文句無しに面白い。

今回は「恋愛学舎」
プロローグから
私の一番大切な人にこの本を捧げます。
っと。何だろう。これだけで満ち足りる。

高校三年生ということでしなければいけない進路決定。三並が予想以上にしっかりと将来を考えていて、純粋にやりたい事を見つけた時、良かったと思ったと同時に羨ましかったな。


そして、旅行とか……やばいよ。心の中で葛藤する三並が読んでいて面白い。前巻の時もあったけど、ちょくちょく三並に健全な男子高校生らしいところが出てるのがすごい好き。

恋愛学舎のエピローグ。
何が来るか何が来るかで色々考えてたけど、ページをめくって見た瞬間にゾワッと来た。身体中の毛穴が開いたような鳥肌が立ったようなそんな感じ。シンプルだがこれが東雲の三並に伝えたい純粋な気持ちなんだと………
そして堂々の完結。
ホント最初から最後まで大好き。
今更ながらだけど、ビンゴ先生良い作品をありがとうございます。
この恋と、この未来楽しみに待ってます。


〜ネタバレ感想〜〜〜〜〜〜

完結巻では他の人の恋愛話も入ってきたけど、一番印象に残ってるのは遠藤の話だな。三角関係で最終的にどっちと付き合う⁉︎となってのまさかの友情優先っていう。悪くない。そういうのも良いじゃないか。

三並の進路決定。それに対する兄。ちょっとカッコよすぎるでしょ。普段の兄とのギャップとあの頼り甲斐。最高の兄貴だ。

三並の決めた進路。あの何事にも熱を持たなかった三並がやりたいと思った事。それがまた東雲のためにしたいって事な上にまさかのアメリカ留学っていう。
その時東雲の三並と一緒に同じ大学に行きたかったって言う本音が聴けたのも良かったけど、それを上回る三並の決意。
確かに一緒に大学に行けばまた楽しい、読んでいてニヤニヤしてしまうようなキャンパスライフが待っていたのだろうが三並はそんな目先の楽しみではなく、将来的な事をしっかり考えているところが、読んでいてすごく良かった。
最初の三並との違いがわかって嬉しかったし、同時にやりたい事を見つけた三並が羨ましかった。
東雲と三並。お互いの出会いによって2人はどんどん変わっていったけど、それでもお互いに好きだという気持ち。最初はこんなとこを好きだと思った。しかしその好きだった場所が変わっても、それでも好きなのだという両者。
結局はどんなとこが好きだなんて事じゃなく。三並英太は東雲侑子という1人の女性の事を。東雲侑子は三並英太という1人の男性のことが好きなんだと。恋愛とは大変面白く、そして興味深いものだと思う。
結局はこの2人だからこそ出来た恋愛なのだろう。どちらかが違ってもダメだ。

だから、自分は三並英太の事が好きな東雲侑子と言うキャラが好きで、東雲侑子の事が好きな三並英太というキャラが好きだ。

そう思えた最高の作品だった。


東雲侑子シリーズ
東雲侑子は短編小説をあいしている
東雲侑子は恋愛小説をあいしはじめる
東雲侑子は全ての小説をあいしつづける
全3巻
是非読んでみてください。

そして森橋ビンゴ先生の現在連載中
この恋と、その未来
も是非に!!!



広告を非表示にする
にほんブログ村 本ブログ ライトノベルへ
にほんブログ村