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tkm's blog

ラノベ、漫画、小説の感想を書いたり、オススメをしたり、自己満足ブログ

僕が電話をかけていた場所

小説 D評価

『君が電話をかけていた場所』の下巻となる『僕が電話をかけていた場所』

ずっと、思っていた。この醜い痣さえなければ、初鹿野唯の心を射止めることができるかもしれないのに、と。「電話の女」の持ちかけた賭けに乗ったことで、僕の顔の痣は消えた。理想の姿を手に入れた僕は、その夜初鹿野と再会を果たす。しかし皮肉なことに、三年ぶりに再会した彼女の顔には、昨日までの僕と瓜二つの醜い痣があった。途方に暮れる僕に、電話の女は言う。このまま初鹿野の心を動かせなければ賭けは僕の負けとなり、そのとき僕は『人魚姫』と同じ結末を辿ることになるのだ、と。

〜感想〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

良い話だったな。三分の一くらいまで読んで、読むのやめようかなと思ったほどの残酷さ。しかし、それでも物語は進み幸か不幸かわからない展開が舞い込む。それをきっかけに初鹿野の想いが……。
あぁ、千草良いキャラだったな。
今回は自分にしては珍しくサブヒロインの方が好きだった、恋愛ものだったから読んでてキツかった。
そしてこの結末。『君が電話をかけていた場所』を読んでた時に少し考慮した結末だったけど、完璧に蚊帳の外でした。
上巻、そして今巻の盛り上がり的に少し物足りないラストだったけど綺麗に終わったなという印象。




〜ネタバレ感想〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

千草の報われなさに胸が痛む序盤だったけど、この結末でなんとも言えない感情に。上巻で千草と深町が最初に出会った時に、電話の主が千草って可能性も少なからずありそうだなと思ったけど(キャラの立ち位置的に)報われない恋に頑張る千草を見てて、そんなことはないと思ってたんだけどな……残念。特にやる事なす事が人智超えてるから、途中から霊体とかだと仮定してた。
あとは初鹿野だけど、まさか本当に記憶を失ってるとは思わなかった。てっきり演技かと…。

話全体的に見ると、高校生とは思えない思考や行動(檜原の捜査力とか)は置いといて、読んでて感情が揺れ動かされる良い話でした。

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